2009年7月23日
マングローブに生息する動物
マングローブ林は陸地の森林と同じく、さまざまな動物に対して生息環境を与えている。マングローブ林の海側は海水の影響を大きく受け、陸側は海水の影響を小さくし、潮位等に勾配が生じる。また、マングローブの根や幹、枝の広がりなどは多様な空間を創造する。このようにその生息環境は多様である。マングローブ林に生息する主要な動物は海産の底生生物(甲殻類や貝類等)や魚類であるが、哺乳類や鳥類、昆虫類なども利用している。
潮が引いた時には、多数のカニ等の甲殻類が出現する。干潟の近くではシオマネキ類やミナミコメツキガニなどが出現し、森の中にはアシハラガニ類やイワガニ類が多数生息している。潮が満ちると地面に掘った穴の中にもぐりこんでやり過ごすものが多いが、中には木に登って過ごすものもある。なお、潮が満ちるとガザミやノコギリガザミなど、大型のカニが姿を現す。貝類では、キバウミニナなどの巻貝、ヒルギシジミなどの二枚貝がいる。これらの多くはマングローブ植物の落葉や種子を食べている。特にマングローブの落葉を直接消費するキバウミニナやある種の大型のカニ類はマングローブ生態系の炭素循環において重要な存在である。
魚類では、干潟や呼吸根の上でミナミトビハゼなどのトビハゼ類が活動するが、潮が満ちると他の多くの海水魚が侵入する。木の呼吸根が複雑に入り組んだマングローブ地帯は身を隠すのに都合がよく、アイゴ類やハゼ類など、多くの小魚がみられ、さらにそれらを捕食するフエダイ類やオオウナギなどの大型魚もいる。
大東諸島に生息するダイトウオオコウモリはマングローブを昼間のねぐら場所として利用している。 また、西表島での調査結果によるとメジロを中心とした鳥類の混群が確認されており、特にメジロはオヒルギの花の蜜を餌としていることも報告されている。
また、マングローブ植物そのものを生息場所としている動物もいる。貝類のイロタマキビガイやイワガニ科のヒルギハシリイワガニ等はマングローブ植物の幹や支柱根で生活している。また、固着性動物であるフジツボの仲間のシロスジフジツボがヤエヤマヒルギに付着している事例も報告されている。この様な事からマングローブは「命のゆりかご」と呼ばれている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
マングローブに生息する動物って変わった形をしているのが多いですね。
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